Page: 1/92 >>
待ち時間
2009.09.26 Saturday | category:-
ソラの散歩
2009.09.05 Saturday | category:-
白いてんとう虫
2009.09.02 Wednesday | category:-
しっぽ
2009.08.31 Monday | category:-
八月の夕景
2009.08.28 Friday | category:-
猫が低く小さくうなった
ぼくはブロック塀に映し出される自分の影に気づいた
猫は、すこぶる不機嫌だった
自慢のカメラを置いてきたから
まったく年を取ると荷物を軽くすることばかり考え
奇跡に出会うことなんか、忘れている
「年だね・・」猫はいう
「いや、暑さだ!」ボクは言い返す
振り返り空を切り取る
いつもより広めの空に
ちょこんと夕陽をおいて

風に水の香を感じ
一人と一匹は夕陽を
左肩に感じながら歩いていた
急ごうとするボクを
猫は前を横切りながら
邪魔をはじめる
川べりの道に突き当たり
小高い土手の道によじ登る
メタボ猫は疲れたのか
リュックに飛び乗り
右の肩で小さく鳴いた
多摩川を渡る風は気持ちよく
散歩する人影が点在する
ひとつ伸びをして
ゆっくりと歩き出す
遠くに川崎駅のビル郡やマンション
川の向こうにかすむ東京
猫が肩に爪をたてた
ボクはゆっくりと構え
ラストショットのシャッターを押した

過ぎ行く夏
2009.08.24 Monday | category:-
ソラ という 縞猫
2009.08.20 Thursday | category:-
レトロな風が吹く頃
薄目を開けた水色の目が大きく開く
まだ目が細い時
鼻を上に向け
目を閉じる
ひくひくと髭を動かし
風の匂いと湿り気を感じ取る
ぐんと手を伸ばし
背中をそらせたと思うと
ベランダから塀に飛び乗り
小路に消えていった
カメラを取りバックに詰め込み
ボクは猫の後を追った
猫は三本ある端の中で、一番南の橋の方に
トコトコと歩いていた、時々立ち止まり、
風の匂いを嗅ぎながら
橋の中程でトンと欄干に飛び乗り
背筋を伸ばし座り込む
緑の目が雲と
空色の目が風と
遊んでいた

夕陽が雲に沈んでゆく
ソラは小さく鳴いて
三度尻尾を振って
目を閉じた
せわしなく
髭と耳が動く
まだ・・・目は閉じている
もう一度尻尾を逆に三度振る
おなかの空気をゆっくり吐き出して
ソラは目を開けた




⇒ aqua (09/26)
⇒ やすべい (09/25)
⇒ やすべい (09/25)
⇒ やすべい (09/25)
⇒ 聖鈴 (09/24)
⇒ しぃ (09/22)
⇒ 怠け者 (09/21)
⇒ やすべい (09/09)
⇒ aqua (09/09)
⇒ やすべい (09/05)